ページの最後に「模範解答」を掲載
警察の志望動機は、実は、かなり難しいです。
面接カードに、自力で、300文字くらいにコンパクトにまとめようとすると、何を書けばいいのかかなり迷うのではないでしょうか。
ご存じですか?
実は、面接試験で「志望動機」を尋ねる面接官は、「その面接室のキーマン」と決まっているのです。
「キーマン」…つまり、任命権者級の上級面接官です。
志望動機をあなたに尋ねる人が、あなたの合否を、直接決める可能性があるのです。
私は、警察本部人事課で7年間、実際の採用試験を担当した元警察人事です。
現在は、某大手公務員予備校で、警察試験専門の専任講師をしています。
志望動機は、面接試験の「本丸」です。
〇正しく書けると合格
〇失敗すると致命傷
志望動機で失敗すると、残りの面接時間で挽回することは、ほぼ不可能です。
キーマンの心証を悪くしてしまうからです。
あなただけは「泣きながら退場」にならないようにしたいです。
この記事では、元警察人事が、警察行政職員の面接カードの「志望動機」欄について、添削形式で解説します。
この記事を読んで、合格につながる、良い志望動機欄を完成していきましょう。
志望動機をしっかり書けば
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【最終記事更新日 2023.12.3】
Rさんの志望動機欄添削
(22歳女性 警察行政志望)
Rさんが書いた「志望動機」欄
(Rさん情報)文系女子 警察行政職員志望
Rさんは公務員志望でしたが、市役所と国家公務員などに全敗となったため、「警察行政職員試験を受けたい」と、学校の就職課から急きょ、私のところへ紹介されてこられました。
「警察行政職員になれるなら、どんな努力もする覚悟だ」と、決意をお聞きしましたので、それから2人で一緒に猛特訓を行い、その年見事に、警察行政職員試験に合格されたのでした。
Rさんが書いた「志望動機」欄
(会計課志望)
Rさんのご了解をいただきましたので、さっそくRさんが書いた面接カード「志望動機」欄を見ていきましょう。
「志望動機としては2つあります。
1つ目は、幼少期の経験からです。家族で県外に旅行に行ったとき、大切にしていた人形を落としてしまったことがありました。、その時に警察行政職員さんにお世話になった経験があります。警察署は怖いイメージもありましたし、子供ながらに不安でいっぱいでした。しかし、警察署という緊張する空間の中で女性の行政職員さんが優しく笑顔で対応してくださり、安ど感があったことを今でも覚えています。この経験から私も人々に、安心を与えられる職業に就きたいと思うようになりました。
2つ目は、自分の得意なことが生かせると思ったからです。私は、学生時代に女子バスケットボール部のマネージャーの経験があり、人をサポートすることが好きでした。選手たちの様子を把握し、それに合わせて物品の手配を行ったり、選手がつらそうなときには、声をかけて励まし、心理的なサポートを行ったりなどしてきました。警察は、公務員の中でも特にチームワークが大切とされ、正義感をもって仕事ができるのは警察行政職員しかないと感じています。
自分の得意なことを生かしながら警察行政職員として活躍したいと考えています。」
(487文字)
Rさんの志望動機の説明で、いいでしょうか?
面接では、どのような部分が評価され、どのような部分がマイナス評価されるでしょうか?
その内容を検討していきます。
Rさんの「志望動機」欄の添削
Rさんの志望動機欄には4段落ありました。1段落ずつ順に、解説していきます。
「志望動機」の冒頭部分
最初に、冒頭の部分です。
「志望動機としては2つあります。」
Rさんは、志望動機が2つある、と冒頭で書いています。
私は、この書き方はとても良いと思います。
志望動機が2つあるということを冒頭に書くことで、読み手(面接官)をその2つに誘導しています。
「2つって何だろう。順に2つ説明しているのだな」と、面接官は期待して次の段落を読み進めることができます。
読みやすくて良いです。
なお、今回はRさんは志望動機が2つあると書いていますが、志望動機が1つだという方も多いでしょう。
今回はたまたま志望動機が2つあったので、このような書き方になっています。
志望動機が1つの場合は、また別の書き方になります。ここでは、それは割愛します。
Rさんの第2段落
(1つ目の志望動機)
続いて第2段落です。
ここでは、1つ目の志望動機の説明です。
「1つ目は、幼少期の経験からです。家族で県外に旅行に行ったとき、大切にしていた人形を落としてしまったことがありました。、その時に警察行政職員さんにお世話になった経験があります。警察署は怖いイメージもありましたし、子供ながらに不安でいっぱいでした。しかし、警察署という緊張する空間の中で女性の行政職員さんが優しく笑顔で対応してくださり、安堵感があったことを今でも覚えています。この経験から私も人々に、安心を与えられる職業に就きたいと思うようになりました。」
幼少期のころ(小学校低学年ころだそう)、旅行に出かけたときに人形をなくして、家族と一緒に警察に届けに行ったエピソードが書かれています。
【初めての警察署】
- 「子供ながらに不安でいっぱい」
- 「警察署という緊張する空間」
- 「怖いイメージ」
【警察行政職員とのエピソード】
- 「女性の行政職員さんが優しく笑顔で対応」
- 「安堵感」
最初の緊張と、女性職員の優しい対応が、良いコントラストになっています。
特に、女性行政職員とのエピソードが、警察行政職員を目指す最初の動機になったことを説明しています。
幼いころのエピソードを書くのは
「志望動機としてアリか?」問題
志望動機欄には、「いま現在」の志望動機を書くべきであって、幼いころの志望動機は「不要」という考え方があります。
その、「幼いころの話アリかナシか問題」については、私は、どちらでも良い、と考えています。
たしかに、志望動機のメインは「いまの、あなたの」志望動機です。
そこは必ず押さえておきたいところです。
警察官や警察行政職員の仕事は、子どもの頃の「憧れ」だけで務まるものではないからです。
一方で、「幼いころからの夢・憧れ」だったというエピソードは、志望動機としては自然なエピソードですので、私はアリだと思います。
ただし、それはあくまで「幼い日」の思い出であり、「今のあなた」が「なぜ警察を選んだのか」については、必ず言及しなければなりません。
【重要】
第2段落で使われた「勝負フレーズ」
Rさんの第2段落には、キラリと光る良いフレーズがありました。
これは「勝負フレーズ」「キラーフレーズ」と言っていい、とれも良いフレーズでした。
それは「安心を与えられる職業」というところです。
警察の仕事を説明してください、と受験生に尋ねると、多くの人は「安全と安心を守る仕事」と答えます。
私は、この言葉があまり好きではありません。
「安全」と「安心」を、安易に混同して使っているからです。
あなたは、「安全」と「安心」の区別がついています?
ココは、とても重要なところなんですよ。
例えば、警察と消防の違いをひと言で表現すると、どうなるでしょうか?
私は、その違いは「安心」にあると答えます。
警察も消防も「安全」を守ります。
しかし、警察は「安心」も守っています。
なぜそう言い切れるのか?
それは、警察が「市民から話を聞く仕事」だからです。
話を聞き、「心に寄り添う仕事」だからです。
ここは重要なところなので、後ほどさらに後述します。
第2段落に足りない考え方
一方で、足りないところもあります。
それは、警察の仕事について十分に説明できていない点です。
「安心を与えられる職業」…までは良かったのですが、肝心の「警察の仕事の説明」が不十分なまま終わっていました。
幼いころのエピソードが十分に効果を上げているとはいえず、尻すぼみで、未消化なまま終わってしまっているのです。
ここは率直にいって、研究不足です。
警察の仕事について、十分な研究が進んでいないので、ボキャブラリーが乏しいのです。
警察研究とは、つまり、暗記している「勝負フレーズ」の数の多さです。
とにかく、勝負フレーズのボキャブラリー数を増やしていかなければなりません。
【重要】
どこでも使える「万能勝負フレーズ」
ここでは、「安心」に続く、ふたつ目の「勝負フレーズ」をご紹介します。
後ほどご紹介する、志望動機の模範解答でも実際に使っています。
志望部署でも使えます。
論作文試験の答案でも使えます。
でも、試験まで時間がなくて「とりあえずてってり早く、面接官受けする良い書き方を教えて」という方もいるかもしれませんね。それでは、面接官をあなたに引き付ける「万能の勝負フレーズ」をお教えしましょう。
それがこちら
「市民の最も身近にいて、安全と安心を守る」
この「身近にいる」がキーフレーズになります。
多くの受験生は「警察の仕事を説明して」と求められると「安全と安心を守ることです」と答えがちです。でも、これでは警察の仕事の説明になっていません。消防でも自衛隊でも同じ答えで通用するからです。面接官はこれを聞くと「また『安全・安心』か」「警察のことを勉強していないな」とうんざりします。
しかし、あなたは違います!ここで、警察の仕事を「市民の最も身近にいて」というひと言で差別化します。このワンフレーズは、ほかの公安職とも差別化できるので万能です。私は、この「市民の最も身近に」に、警察の仕事のすべてをひと言に「集約」してつけ加えています。
「警察の仕事をひと言で説明してください」
「市民の最も身近にいて、安全と安心を守ることです」
(心の声)ほぉ、他と違うことを言う受験生だな
興味があるな
どういう意味だろう。聞いてみよう…
「『市民の身近にいる』とはどういう意味ですか?」
「警察には不安や心配を抱え問題解決を望む市民が相談に来られます
警察にはそういった方々のニーズに応じた適切な対応が求められます
警察の仕事はまず市民の皆さんの話を丁寧に聞くところから始まると思います
警察は常に市民に寄り添い、市民目線で的確・迅速に援助を提供し、
市民の問題を解決していく尊い仕事だと考えています」
(心の声)これは警察の仕事をよく勉強しているな
しっかり答えられて好印象だ!
採点表は「A」をつけよう!
お一人お一人に、納得がいくまで何時間でもとことんお付き合いをして、お一人お一人の問題を細かく解決をしていくのが警察です。そこに妥協はありません。とことん付き合います。一方的な説諭・説明ではなく、必ず双方向のコミュニケーションになります。だから、本当に問題を解決できたときに市民の喜びや安堵は大きく警察官や警察職員に対する感謝は深まります。それが警察の特色であり良いところです。
この「市民に最も身近にいる存在」というキーフレーズを軸にして、面接試験で警察の仕事を説明してください。あわせて他公安職との差別化もできるようにしてください。
「市民の最も身近にいる」はあなたを合格に導く勝負フレーズ
時間がない人は、
上の「Rさんの説明」を丸写し・丸暗記してしまおう!
「志望動機」欄の第3段落(2つ目の志望動機)
Rさんの志望動機欄には志望動機が2つ書かれていました。ここでは、Rさんが書いたその2つ目の志望動機です。では、見ていきましょう。
「2つ目は、自分の得意なことが生かせると思ったからです。私は、学生時代に女子バスケットボール部のマネージャーの経験があり、人をサポートすることが好きでした。選手たちの様子を把握し、それに合わせて物品の手配を行ったり、選手がつらそうなときには、声をかけて励まし、心理的なサポートを行ったりなどしてきました。警察は、公務員の中でも特にチームワークが大切とされ、正義感をもって仕事ができるのは警察行政職員しかないと感じています。」
2つ目の志望動機の中で、Rさんは「警察は、公務員の中でも特にチームワークが大切で、正義感をもってできる」ことを挙げています。この記載は的確で、書き方も良いです。
たしかに、警察はチームで仕事をする職場です。例えば、泥棒も一人では捕まえられません。多くの警察官が協力してそれぞれの役割を分担し合い、チーム力で泥棒を捕まえます。警察行政職員も同じです。会計課の仕事でも、警務課の仕事でも、単独で仕事をすることはありえません。正確にかつ効率的に業務を進める必要があるからです。
そのため警察の面接試験では、他の試験以上に「これまでスポーツや仕事などでチームワークを培ってきた経験があるか」を確認されます。また、チームワークを経験してきた受験生を好ましく評価する傾向があります。その意味でRさんが「チームワーク」のことに言及したことは良いことなのです。実際、私は他の記事でも詳しく解説しているのですが、「チームワーク」は警察面接でアピールできるパワーワードです。
しかし、Rさんの書き方が完璧か、というとそうでもありません。問題点が何点かあります。一番いけないところが「求められていることにきちんと答えていない」という点です。「志望動機」欄は警察の仕事を志望する理由を書く欄です。仕事のことを理解したうえで仕事のことを書くのが基本です。
チームワークのことを書きたいRさんのお気持ちも理解できます。しかし、それは「警察の仕事」の説明ではないのです。こういった資質が必要、という意味にしかなっています。面接官からすると「?」と感じるところです。
結論を言うと、私はこのチームワークの言及は「志望動機」欄ではなく他の欄で記載すべきです。各都道府県警によって、欄の有無や名称の違いはあるかもしれませんが、イメージとしては、チームワークのような「資質」系は、
- 「自己PR」欄
- 「スポーツ」欄
- 「特技」欄
といった欄に書くのが適当です。
書いている内容は良いです!それだけに、書く欄を間違えることによりかえって評価を落としてしまいますのでそこは注意していきましょう。
「志望動機」欄には警察の仕事について書くのが基本
チームワークアピールは「自己PR」欄など他の欄に書こう
最後のまとめ部分について
Rさんの志望動機欄の最後の部分に入ります。
「自分の得意なことを生かしながら警察行政職員として活躍したいと考えています。」
私は、この部分はとても良いと思います。志望動機欄の最後の部分で「警察行政職員になりたい!」という熱意と抱負を伝えてきれいに締めているところが良いです。
もしかすると、皆さんはあまり考えたことはないかもしれませんが、面接官は受験生から「ストレートに『警察行政職員として活躍したい』という思いを伝えてほしい」と思っています。面接官は常にあなたの「なりたい」という言葉を待っています。「なりたいのか。なりたくないのか。どっちなのかがわからない。」という受験生はあまり好きではありません。ストレートに「なりたいです」と伝えてあげてください。
(心の声)なりたいの?なりたくないの?
なりたいなら『なりたい』ってストレートに伝えてほしい
「自分の良いところを生かして警察行政職員として活躍したいです!」
(心の声)この言葉を待っていたんだよ!
この「ストレート感」いいね!
志望動機欄の最後は「警察行政職員として活躍したい」のワンフレーズを
なりたい気持ちをストレートに伝えて最後を締める
面接官は「なりたい」気持ちをストレートに待っている
最後に「活躍したい」と抱負を書いて面接官を安心させよう
赤坂PSです。どうぞ
試験に合格すると最初はこういった警察署で勤務するよ
【まだ間に合う!警察人事がサポート】
①面接の質問はこれで全部
【受験の新常識】
質問は全部知ってから試験会場に行こう
>>『警察面接 全質問「300問」』
②読むだけで面接に合格
【面接対策の新常識】
「正しい面接対策」「警察研究」の完全版
>>『警察面接「全模範回答集」』
Rさんの「志望動機」欄の講評
最後にRさんの書いた志望動機の良い点と不十分な点を整理してみましょう。
評価できる点
- 「警察行政職員になりたい」というストレートな意思表示があり読み手が安心できる
- エピソードが書かれており「幼い頃からの夢」が生き生きと読み手の印象に残る
- 「安心」というキーフレーズで警察の仕事を他職種と差別化して表現している
改善が必要な点
- 「警察の仕事」について説明がないためそもそもなぜ警察を志望したのか不明確
- 「警察行政職員としてどのように働きたいのか」について説明がないためRさんが将来警察職員として働いているイメージができない
- 警察職員にとって必要な資質は「チームワーク」との言及は正しいが、部活や職業などで得た経験は志望動機欄ではなく自己PR欄などに書くのが適当
評価点 55点(合格レベルは60点以上)
55点と少し厳しい評価となりました。現在の記載内容では合格圏内到達していないレベルです。ただ、最初に何を書いて良いかわからない初稿でこれだけ書けたところは評価できます。
あとは、「警察の」志望動機欄になっているかどうかです。
- なぜ警察で働きたいのか
- 警察職員として何をしたいのか
- どのような問題を解決していきたいのか
といった「職業理解」についてより深堀した内容になると良い文章になっていきます。
「志望動機」欄の記載、ご苦労様でした!
志望動機は重量級のテーマでしたね
最初にしてはよく書けていました
足りないところを補っていければすぐ合格圏に入りますよ!
ありがとうございます
警察の仕事のことを十分に書けていなかったなと気づきました
模範答案は、どう書いたら良いでしょうか?
模範解答例
以上を踏まえて、Rさんの「志望動機」を私なりに書き替えました。志望動機欄は「ただ字数を埋める」だけではいけません。しっかりと戦略を練りポイントを押さえて書くことで面接官の心に響くようになります。
私は、市民に最も身近な存在として私たちの暮らすこの街の安全と安心を守る仕事がしたいと思い警察行政職員を志望しました。警察は、犯罪被害や不安・様々な問題を抱える市民が来訪する場所です。そのお一人お一人の話を丁寧に聞いて住民目線で寄り添い、それぞれの問題を解決することで貢献したいと思いました。
【ポイント1】ここでは「正確に警察の仕事を理解している」ことをアピールしています
私は、幼いころ旅行先で大切なものを紛失し警察署に行った経験があります。その時に私に接してくれた女性警察職員は私と同じ目線で優しく笑顔で労ってくれました。私はあの時いただいた安心感を今でも忘れられずにいます。
【ポイント2】エピソードを添えることで、あなたが抱く警察職員像を面接官に具体的に示しています
警察行政職員として市民の問題を的確に解決できるだけでなく、あの日の警察行政職員さんのように笑顔で心温かい警察行政職員になりたいと思ってます。
【ポイント3】最後に「言いたいこと」を簡潔に繰り返し、きれいに締めます
(317文字)
※各都道府県警によって文字数の上限がありますので随時加筆・削除をしてください
「志望動機」欄はとても難しいので、
おいしいところは先生のものをこのまま使っても大丈夫ですか。
このまま使ってくれて全然OKですよ
「丸写し」「丸暗記」は書くポイントが分かるので有効です
丸写し・丸暗記法で「警察」に慣れていきましょう
最後には「あなたの特色」を文面に出せるように工夫していきましょう
合格のために必要な今後の試験対策アドバイス
「良い警察情報」に触れる機会を持ち続けよう
今回は、警察行政職員希望のRさんの志望動機欄添削を通じて志望動機欄の書き方について学びました。勉強を始めた初期のころやすでに勉強は始めているけれど「警察」のことがいまひとつわからないという人には、頭をフル回転させる難しい内容もあったかもしれません。
しかし、今回ここまで読んでいただいた皆さんは「ゼロ」が「1」に変わる合格への大きな一歩を歩きだしています。「ゼロ」が「1」になるのはとても辛くて大変なことです。一方で、「ゼロ」にとどまっている受験生はどれだけ自分で頑張っているつもりでも、成長が遅く、面接試験日までに合格レベルに達せず不合格になってしまいます。その点でここまで読んでこられた皆さんはライバルを一歩先にリードしていますので、安心してください。
これから試験まで、どうぞ毎日「良質の警察情報」に触れ続けてください。そして警察試験合格の日まで毎日「警察のことで頭をいっぱい」にしていってください。頭が良質の警察情報でいっぱいになればどんどん合格に近づきます。
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一方で私は、長く警察に勤め、うち警察人事で7年間を過ごし、これまで数多くの受験生に受験アドバイスや正しい警察の職業紹介をしてきました。私の発信する情報が完全無欠、などというつもりは到底ありません。しかし皆さんを煽ったり「炎上商法」で来訪客を増やすようなことは絶対にしません。「正しい警察情報」「正しい受験情報」「正しい受験アドバイス」を心がけて発信を続けています。皆さんが方向性を誤ることなく、警察試験の合格に必要な正しい情報をこれからも発信していきます。これからもこのサイトで学んで必要なものを習得していってください。
合格のために「良質の警察情報」に毎日接していこう
頭を警察でいっぱいにして面接試験当日にピークを迎えましょう
以上で、今回の記事は終了いたします。
警試塾は、頑張るあなたを応援する全力応援サイトです。警試塾に接してくださったあなたが、この採用試験で成功されることを心からお祈りしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。警察行政職員に絶対に合格するため、また次のページでお会いしましょう。
(完)
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